「本巣消防署建設工事」現場リポート

 

外部足場が外され、建物の全貌が見えてきました。完成に向けて着々と進行中です

外部足場が外される瞬間は、非常に象徴的なタイミングです。クライアントや建築設計や施工に携わる関係者にとっても感動の瞬間です。周囲の景観との調和が確認できるため、建築物の印象が大きく変わるタイミングでもあります

本巣消防署の外観に用いられた横に伸びた赤いラインは、消防署の象徴性と地域への安心感を表現するためのデザイン要素です。本巣消防署の建築デザインは、地域に開かれた防災拠点としての機能を意識して設計されており、赤いラインはその象徴的な要素のひとつです。消防署は公共建築物の中でも珍しく、「赤」色を外装に使用することが許容される施設であり、この色が建物の機能と役割を視覚的に伝える重要な役割を果たしています