株式会社デザインボックスアクティビティ
2020.11.29
オープンした「岐阜関ケ原古戦場記念館」体験レポートです
エントランスには、高山市出身の職人社:秀平組の「挾土秀平」さんが作成した塗り壁「関ケ原の合戦」と題した大きな壁画が訪れた人びとを出迎えています。壁画作成の土は、徳川家康が布陣した「陣場野」の土と、石田三成が布陣した「笹尾山」の土が使用されています。右側に徳川家康の家紋「三つ葉葵紋」、左側に石田三成の家紋「大一大万大吉」、その間にお互いに降り注ぐように槍が飛び交っていて関ケ原の戦いの激戦を表現しています
グラウンド・ジョンは、講談師「神田伯山」さんのナレーションを聴きながら床面スクリーンで展開する激戦の様子を俯瞰的に観ることができます
シアターは、曲面スクリーン映し出られる関ケ原の戦いを鑑賞しつつ、風や振動、音・光などの演出効果があり、リアルな臨場感で戦場の真っただ中に引き込まれます
展示室は、関ケ原の戦いに参戦した武将ゆかりの甲冑や武具、合戦の前後に書簡、合戦絵巻などが展示されています。戦国体験コーナーでは、武具を実際に触ってみたり、東西の文化の違いを学んだり、陣羽織を着用し、刀剣を手に持って写真を撮影することが可能なスペースもあります
展望室は、360度全面ガラス張りなので、関ケ原の風景を一望でき、その解放感も抜群です。各武将の陣跡ののぼり旗など、関ケ原の戦いの史跡をチェックすることが出来ます
ショップにはたくさんの岐阜県の名産品が並び、オリジナル商品も用意されていました
2020.09.10
新型コロナウィルスの影響で工事が中断した時期もありましたが、完成が近づいてきました。各工事の検査が行われています
加納宿は中山道の宿場の中でも数少ない城下町で、美濃十七宿の中で最大規模の宿場です、また、岐阜和傘は加納地区を中心に生産され、江戸時代から始まった岐阜和傘は、加納の地に息づいています
2020.08.20
商業棟が完成に近づいてきています。テナントの什器備品の工事を除いて、建築工事の各検査が行われています
商業棟は、展示棟での人の流れを崩さず、無理なく来館者の方に訪れていただける様プランニングされています。展示棟と内外部の仕上をバランスが取れたマテリアルにして、エリア全体として観光拠点となることを目指しています
内部は「岐阜関ケ原古戦場岐南間」を楽しむ空間。物販スペースと飲食スペースをメインとし、間仕切の少ないフレキシブルな空間としています。また、戦国史だけではなく「東西の文化交流地点」を意識したコンテンツが表現できる様ニュートラルな空間計画としています
2020.08.07
加納宿を中心とした中山道沿道の歴史文化の継承を図りながら、地域のまちづくり活動の場となります
加納城、まち歩きなど旧中山道を訪れる方へのトイレ休憩の利用や、ひとときの休憩スペースとしても利用されます
ロビーは休憩スペースとして利用でき、地域の皆様の協力を得ながら、和傘を中心に加納の歴史・文化を伝える展示が行われる予定です
2020.07.29
岐阜公園花木広場の屋外トイレが完成に近づいています
和の趣を生み出す建築要素として格子を外壁に使用しています。そのため格子の外壁は圧迫感を軽減しています
格子は伝統的な建築に多く使用されているため、和の趣を生み出す建築要素ともなります
和のテイストをアレンジしたデザインとなっている屋外トイレは、花木広場周辺の桜から新緑、紅葉と1年を通して四季折々の風景に溶け込んでいくでしょう
2020.06.30
新型コロナウィルスの影響で工事が中断した時期もありましたが、完成が近づいてきました。展示棟は、映像・展示の内部制作の工事を残し、建築工事の各検査が行われています。商業棟は、外部工事が納まってきており、内部の工事が急ピッチで進んでいます
前庭広場の工事も始まります。前庭広場は、周辺の環境との調和と、古戦場(フィールド)のイメージを踏襲し、芝生を基調とした広場となっています
高い知名度を誇る関ケ原ですが、そこに存在するのは「古戦場」であり、歴史的建造物のような目に見える資産ではありません。しかし、住民の誇りや観光価値を生み出すような関ケ原古戦場の保存・整備への地域住民からの期待は、高いものがあります
関ケ原のブランド力を活かした地域活性化と歴史資産の継承に向けた取組みの基本的な考え方ならびに、それに基づく効果的なハード・ソフト両面での具体的な取組みの核となる施設となります
2020.06.27
外部の足場が外され、屋根・外壁工事が一段落して、内装工事が進んでいます
加納宿や中山道に相応しい和のマテリアルを生かした建築としています。地域の拠点となるような、快適性や機能性の充実した施設を目指しています
日本の伝統的な工法である在来軸組工法を採用しています
2020.06.24
岐阜公園再整備事業の一環で、花木広場の屋外トイレが再整備されています
花木広場周辺は、春の桜から夏の新緑、秋の紅葉と1年を通して四季折々の風景が楽しめます
屋外トイレは、和のテイストをアレンジしたシンプルでモダンなデザインです
木立ちから日差しが漏れる木漏れ日が、建物に清々しさを与えてくれます
外装・内装共完成に近づいています
2020.06.05
木々の緑は初々しく鮮やかな緑色をしてきました。緑に面したガラスのファサードが緑を写し込んでいます
新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う対策により開館が延期されていましたが、7月18日(土)より開館されることが決まりました。館の中では、県産材の木々や遊具たちが開館を心待ちにしています
岐阜県の「ぎふ木育30年ビジョン」の中に「つながりで育む」というの基本的な考え方があります。キーワードは『つながり』です。木育活動と歴史・ 文化・産業とのつながり、地域と学校のつながり、体験と学習のつながり、世代間のつながりなどを作っていくことが大切です
ライフステージの移行や環境の変化の中で様々な問題に直面する子どもたちにとって,家庭,学校,地域等における「人とのつながりのありよう」は,子どもたち自身が社会的な成長を遂げ自立していく上で大きな影響を与える要素です
「ぎふ木遊館」は木育を通して成長していく子どもたちのつながりの拠点となります
2020.06.02
現場の周辺の木々は芽吹いてきて、鮮やかな緑色の新芽が出てきています。関ケ原の山々も新緑のグリーンに彩られています
新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で工事がストップしましたが、緊急事態宣言が解除され程なく工事は再開しています。現場の職人の方々も感染対策を施しマスクをしての作業です
展示棟は外部仕上工事が完了に近づいています。内部は共用部の内装仕上げが終盤に差し掛かってきています
商業棟は、屋根工事がほぼ完了し、外壁工事、内装下地工事と進んでいます
戦国時代最大の戦い、関ケ原の戦い。全国に及んだ戦いを俯瞰するグラウンドビジョン、大迫力のシアター映像、関ケ原古戦場ならではの貴重な収蔵コレクション、VRシミュレーターで武将の体験ができる戦国体験コーナー、現在の関ケ原が一望できる展望室などたくさんの見どころのある館となります
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、開館が延期されています。この秋ごろの開館を目指して準備が進められています
2020.05.27
新型コロナウイルスの感染拡大予防対策として、現場ではマスク着用にて作業が行われています
現場の状況は、屋根工事、外壁工事が進行しながら、内装工事は、壁・天井の下地工事に移ってきています
外部の深い軒下には板張りを使用しています。伝統的な建築物の特徴のひとつが軒の深さです。深い軒は風雨や紫外線によるダメージを和らげます。軒を深くすることで建物全体にボリューム感を与え、建築物の奥行きを印象的にしています
2020.04.04
「ぎふ木遊館」の完成が間もなくです
建物本体は、ほぼ完成しており、内部空間の整備と木製遊具の設置や取付が行われています
外構工事・植栽工事・付帯設備工事も残りわずかです
「ぎふ木遊館」は、木のおもちゃに触れる子どもからその保護者、果ては県内林業関係者までが「木と共生する文化」に触れられる施設を目指しています
「木育広場」
テーマを持たせたエリアを設えることで多様な木とのふれあいができる場所として計画しています
対象年齢は2歳~高齢者として幅広い年代の利用を想定した空間です
「赤ちゃん木育広場」
大きな子たちとはエリアを区切った、2歳未満の子ども達の専用エリアとして計画しています
授乳コーナーと連続し、保護者に見守られながら木とふれあえるスペースです
「木工室」
簡単な木工ワークショップを行うための場所です
ギャラリー側へは建具を大きく開けることができ、ギャラリーと一体的な利用も可能です
「木育ショップ」
木育広場などで触れられる木のおもちゃなどを実際に購入できる場所です
岐阜の企業・作家の木製玩具を中心に、広く木に親しめる商品を展示販売する場所として計画されています
2020.04.01
全体の外部足場が一部を残して外され、建物の全体像が浮かび上がってきました
外観の構成は関ケ原らしさを感じさせるシンボリックなものとなっています
・1階の合戦回廊は、内外が一体となる透明感あるカーテンウォール
・外壁は、甲冑のディテール縅(おどし)をモチーフとしたジュライエローの石貼り
・屋上は、馬防柵をイメージしたリン酸処理された目隠しルーバー
・展望塔は、シンボルとなる櫓(やぐら)を現代風にアレンジした金属板の下見板張り
誰もが訪れてみたくなる、関ケ原ならではのシンボリックな施設を創出することを基本方針とした外観構成です
2020.03.29
「生きる力」を大切にし、こどもたちの生涯が充実した健全な人生であることを願っている「かぐや第一こども園」の完成が間もなくです
「かぐや第一こども園」は、音感あそび・体育あそび・知能あそびを通して、感性が豊かで、たくましく丈夫で、良く考えるこどもを育てています
室内には、明るい日光がふりそそぐ、こどもたちが元気に遊ぶ楽しく素敵な園舎が完成します
2020.03.26
「きなぁた瑞浪:農畜産物加工施設」が完成が間もなくです
建物本体は、ほぼ完成しており、外構工事・植栽工事・付帯設備工事も残りわずかです
施設の愛称が「ボーノポークハム工房“瑞浪”」に決まりました
緩やかな曲面の軒先からエントランスを繋ぎ内部へつながる杉の鎧貼の天井は、ショップの奥まで人々を導き、賑わいの流れを生み出し、人々を迎え入れます
2020.03.22
加納宿時代の平入り建築物の意匠を参考にしながら、加納に残る和傘文化を建物でも感じてもらえるような、木造ならではの架構を検討して、現代の木造建築物として地域住民をはじめ、まちなか歩きの来街者に受け入れられる施設を目指しています
「傘」のイメージを木造の構造体に重ね、部材同士でバランスを取っていく木架構あらわしの吹き抜けを設えます
2020.03.19
展望塔の足場が外され、観光のシンボルを創出した櫓(やぐら)をモチーフとした展望塔が表れてきました
関ケ原ならではのシンボリックなイメージを櫓(やぐら)で表現し、岐阜県の新たな観光拠点としての施設を創出します
また、商業棟の鉄骨の建方も終わり、これから敷地内全体が戦場のように工事が進んでいきます
商業棟は物販と飲食のスペースとした空間で、間仕切の少ない自由度の高い空間となっており、常に人の気配を感じさせる空間となっています
2020.03.16
建物を囲んでいた外部足場が外され、建物本体が表れてきました
内装工事は、目に見えて状況が進んでいくので、クライアントと工事に関わる監督や職人と共にわくわくした思いが湧いてきます
こどもたちや職員の皆さまの暮らし、生活環境に影響を与える大切な部分です
こどもたちが長い時間を過ごす空間ですので、「もうひとつのおうち」のようにゆったりと、快適で楽しい空間づくりをしていきます
2020.03.03
こどもたちの「ぎふ木遊館」の完成が近づいてきました
外部や内部の工事が一部を残して治まってきており、設計や施工の自社検査関係が始まっています
「ぎふ木遊館」の目的は、岐阜県の「木と共生する文化」を次の世代につないでいくために策定した「ぎふ木育30年ビジョン」の実現に向け、幅広い年齢層の方が森や木に親しみ多様な森林とのつながりを体験できる施設として整備されています
2020.02.27
外壁の石貼部分が表れ始めました
関ケ原らしさを感じさせるシンボリックな外観構成の一つです
石貼の構成は、甲冑のディテールである縅(おどし)がモチーフです
石の種類は、ジュライエローという石です
この石の地層はジュラ紀の時代、今から約2億年前の地層で、恐竜や多くの生物が繁栄していた時代のもので、ところどころに化石が入っていて、歴史を感じさせる石です
外壁面の上部は、関ケ原らしさを表現する馬防柵をイメージした目隠しルーバーです
内部の工事は、1階の全面ガラスが納まってきています
まさに戦場である工事現場が、スピードを上げて確実に進んでいきます
2020.02.22
屋根工事、外壁工事が一段落して、内装工事が活気を帯びています
内装工事は、目に見えて状況が進んでいきます
内・外装材には、木の材料を一部取り入れています
軒裏材や内部天井材、フローリング、照明ボックスなど木製ならでは素材感が生かされています
2020.02.13
古戦場を一望できる5階展望室のガラス工事が進んでいます
展望室からは、現在の関ケ原の街を360℃見渡すことができ、徳川家康最初陣地、石田三成陣地、岡山烽火場など、合戦当時の地勢や風景、布陣の位置関係が確認できます
空気が澄んだ晴れた日には、岐阜市の金華山や岐阜駅フロントのシティ・タワーを望むことができます
2020.02.10
建方が行われています
柱と梁で構成した在来の純木造建築のイメージを大切にした空間としています
在来軸組工法は日本の伝統的であり、設計の自由度が高い工法です
柱と梁で構成されるため、柱の配置と梁の架け方をシンプルにまとめ、シンメトリーでダイナミックな架構としています
2020.02.07
内装工事が進んでいます
全面ガラス張りとした大スパンの開放的な空間が出来上がってきました
構造形式は一般的な木造軸組構法で計画、梁の断面サイズを抑えるために組子のような「組立梁」を採用し、視覚的にも奥行きのある架構となっています
木部の構造材は全て、造作材もそのほとんどを県産材で計画、一部には耐力面材としてCLTを採用しています
ベテランの大工さんが関わる仕事が多いので、その技が輝いています
2020.02.04
杉板の鎧(よろい)貼の大きな庇が出来上がってきました
その庇は、内部の地元産ボーノポークの販売や飲食を行うカフェ・ショップの天井と一体となって、連続性と開放感を生み出しています
鎧貼はその名の通り鎧の大袖(おおそで)や草摺(くさずり)の形状のように重ね合わせ段がつくのが特徴です
すこし懐かしい昔ながらの雰囲気と力強く木を主張する杉板鎧貼がインパクトのある天井を創り、瑞浪市の美しい自然を感じさせます
カフェ・ショップの工事も大詰めを迎え、杉板の鎧貼のカウンターなどが設置されています
2020.01.29
HCU(高度治療室)の改修工事が大詰めです
HCUでは重病の患者さんの状態を24時間、一刻一刻厳重に観察するため、呼吸数や血圧、心電図などの情報を記録、管理するためのモニタリング機器などを備えることになります
HCUでは、大きな手術の後の患者さん、重症の救急患者さん、重症の心臓病患者さん、また内科・外科を問わず一般病棟では治療困難な患者さんなどを対象に、医師、看護師、臨床工学技士などによる医療チームで365日、24時間体制で治療、看護にあたる場所です
2020.01.24
屋根工事、外壁工事へと工事が進んでいます
保育室のスケール感が認識できるようになってきました
傾斜した天井面の美しいイメージを大切に納まりを検討しながら進めていきます
2020.01.15
展示棟の展望塔が立ち上がり、ダイナミックな形態の建築構成が浮かび上がってきました
この展望塔は、戦国時代の「櫓」をイメージしたものです
低層部には、大きなコンクリートの壁面が表れています
この部分は石貼になります。この石貼の部分は、戦国武将の「鎧」をモチーフにデザインされたものになります
躯体工事はおおむね完了し,内外装工事,防水工事,塗装工事等の各種工事の施工が進んでいます。内部では間仕切の設置や電気・機械設備の配管なども行われています
様々な工種を同時並行で施工しているので,現場の職人さんの数も増えてきており,活気のある現場になっています
まるで戦国時代の合戦場の様相を呈してきました
2020.01.09
外壁工事がおおむね完了し,建物の外観が表れてきました。全体的に落ち着いた雰囲気になっています
内部では、木工事・下地工事や仕上工事、電気・機械設備の配管なども行われています
ぎふ県を代表する8種類の木の原木の設置も終わっています
大きな壁面では、左官工事が進んでいます
左官職人さんが、大きなキャンバスに絵を描いているようにみえます
まるでおおきなこどもが遊んでいるようです
「ぎふ木遊館」の内部はいくつかのエリアに分かれています
・木育広場:子どもや大人が自由に木育を体験するエリア
山・川・里の三つの空間構成となっています
・赤ちゃん木育広場:2歳以下の子どもと保護者用のエリア
・木工室:木工体験、各種研修を実施するエリア
・ショップ:ぎふの木のおもちゃなどを販売します
2019.12.20
コンセプトは「農家の庭先モール」
農畜産業の皆さんが大切に育てた“安心・安全・新鮮”なブランド豚「ボーノポーク」を加工し販売するプロジェクトです
きなぁた瑞浪の農畜産物は、瑞浪の土地の自然・風土に合ったもので、おいしく、安全・安心な食材などが楽しめます
このプロジェクトは、瑞浪市の農業の6次産業化と農商工連携により、地産地消をテーマとした「農」と「食」の実りを楽しむグリーンツーリズム拠点を形成しています
瑞浪市の地域活性化に寄与していくと共に、農業を通じた市民の「食」に関する知識の醸成、言い換えれば「食育」の場にしていく事を目的としています
2019.12.09
鉄骨建方工事が進んでいます
鉄骨フレームが組み上がり、街並みの中に馴染むイメージの建物ボリュームが見えてきました
市街地の中で、子育てを支える歴史と共に新たな拠点となる建物です
順次、外壁工事、屋根工事へと進んでいきます
2019.11.29
展示棟の展望塔が立ち上がってきました。5階建て28mの高さになります
5階部分の展望台は、360度、フィールドに点在する古戦場や史跡群が一望できます
2019.11.27
電気・機械設備の隠蔽部の配管工事を進めながら内装の下地工事・仕上工事が行われています
病院内の工事なので、隣接する病床や上下階など患者様や病院スタッフの皆様の環境に出来る限りの配慮して工事が進められていきます
2019.11.22
今年の研修旅行は、国内金沢です
まず初めに訪れたのは「ケーキのハコ」こと金沢海みらい図書館です
設計は、プロポーザルコンペで40社の中から選ばれたシーラカンスK&H
この図書館のことを、内部3層に大きな箱を被せたようなイメージなので「ケーキのハコ」と呼んでいるそうです
世界で最も美しい図書館25館に選ばれています
海みらい図書館の天井には照明はありません。外壁の約6000個の丸窓からの温かみのある光が主となっています
建物は地下1階・地上3階建であり、平面は約45m×45m、高さ約19mの直方体
大胆な吹き抜けを取り入れた閲覧室には水平加重を負担するものがなく、垂直の柱に斜材を配した鉄骨フレームで外壁が組み立てられていて、鉄骨フレームと重ならないように円窓が配置されています
2019.11.22
次は、「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」
それぞれの時代とともに上質なモダニズム建築を生み出してきた谷口吉郎・吉生の父子
吉郎の出身地である金沢に名を冠した建築館です
建築家谷口吉郎氏、谷口吉生氏の作品展示のほかに、江戸時代から現代まで多種多様な建築がある金沢の都市と建築文化を国内外へ発信する施設となています
外観はブラジル産の花こう岩にアルミルーバー、ガラスとシンプルな構成で、素材へのこだわりを感じます
2階常設展示室として、迎賓館赤坂離宮和風別館の「游心亭」の空間展示があります
游心亭は、国賓・公賓に和のおもてなしを提供する場で、昭和49年に谷口吉郎氏が設計しました
金沢建築館では、忠実に空間を再現しています
47畳の大空間は圧巻ですし、和のテイストの絶妙なバランスが素晴らしいです
2019.11.22
続いては、「禅」の世界観を体現する、谷口建築設計研究所設計の鈴木大拙館へ
斜面緑地を背景に、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界が展開されています
建築は「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結び「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成されています
3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊しながら、鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図されています
2019.10.18
社内研修を「ぎふ木遊館」の現場で行いました
建方がひと段落して、木のダイナミックな構造体が表れています
2019.10.18
社内研修を「岐阜関ケ原古戦場記念館」の現場で行いました
混構造の骨組みに圧倒されています
2019.09.26
3階の一般病床の一部をHCU(高度治療室)に改修していきます
建物の骨組となる躯体を残し、間仕切壁・内装や設備関係を撤去し、一度スケルトンにして改修していく計画です
撤去工事はおおむね完了し、既存の図面と現地とを照らし合わせながら計画プランと大きな相違がないかどうかを確認しながら進めていきます
2019.09.20
森や木に親しむきっかけとして木のおもちゃに触れると共に、森林を体感できる木育の拠点「ぎふ木遊館」の整備が進んでいます
2019.09.11
「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、関ケ原古戦場の新たなシンボル拠点として、関ケ原合戦により親しむための中心的な役割を担うます
また、関ケ原合戦の正しい知識をわかり易く伝える場となります