「岐阜関ケ原古戦場記念館」見学レポート

オープンした「岐阜関ケ原古戦場記念館」体験レポートです
エントランスには、高山市出身の職人社:秀平組の「挾土秀平」さんが作成した塗り壁「関ケ原の合戦」と題した大きな壁画が訪れた人びとを出迎えています。壁画作成の土は、徳川家康が布陣した「陣場野」の土と、石田三成が布陣した「笹尾山」の土が使用されています。右側に徳川家康の家紋「三つ葉葵紋」、左側に石田三成の家紋「大一大万大吉」、その間にお互いに降り注ぐように槍が飛び交っていて関ケ原の戦いの激戦を表現しています
グラウンド・ジョンは、講談師「神田伯山」さんのナレーションを聴きながら床面スクリーンで展開する激戦の様子を俯瞰的に観ることができます
シアターは、曲面スクリーン映し出られる関ケ原の戦いを鑑賞しつつ、風や振動、音・光などの演出効果があり、リアルな臨場感で戦場の真っただ中に引き込まれます
展示室は、関ケ原の戦いに参戦した武将ゆかりの甲冑や武具、合戦の前後に書簡、合戦絵巻などが展示されています。戦国体験コーナーでは、武具を実際に触ってみたり、東西の文化の違いを学んだり、陣羽織を着用し、刀剣を手に持って写真を撮影することが可能なスペースもあります
展望室は、360度全面ガラス張りなので、関ケ原の風景を一望でき、その解放感も抜群です。各武将の陣跡ののぼり旗など、関ケ原の戦いの史跡をチェックすることが出来ます
ショップにはたくさんの岐阜県の名産品が並び、オリジナル商品も用意されていました