「デザインボックス インターンシップ プロジェクト」を紹介します

「デザインボックス インターンシップ プロジェクト」は、企業の社会的責任としての実社会経験の場を提供し、社会に貢献すること、建築設計という業に対する理解を促進することをめざしています
また、将来建築設計者をめざす大学院修士課程・博士課程に在籍する建築系の学生にとってのメリットは、学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、建築設計に対する理解の増進に資することです。

４名の学生が「デザインボックス インターンシップ プロジェクト」に参加しました

「施工が進む現場の定例会議」にオブザーブ

「現場の監理状況」の説明を受ける

「屋上防水のディテール」について学ぶ

基本計画中のプロジェクト「Ｍ-Ｎ」のスタディ模型を作成

基本計画中のプロジェクト「Ｇ-Ｋ」のスタディ模型を作成

デザインボックス インターンシップ プロジェクトに参加して

建築設計のお仕事は、とても多くの人が関わっていて、責任がかかっている仕事だという事が理解でき、とても勉強になりました

デザインボックス インターンシップ プロジェクトに参加して

元々、学校でも説明を受けたことがあったが、実際に使用された図面やＢＩＭによるモデルなどを現実に体験することで、理解と興味が深まりました

✈ ✈✈「 研修旅行」をご紹介します

シンガポール研修

宿泊したホテルはマリーナベイサンズ。設計は、イスラエル系カナダ人建築家のモシェ・サフディ率いるボストンのサフディ・アーキテクツ。デザインは、海から入ってくる船が、ホテルを門に見立て「シンガポールの関門」という意味を表しています。57階建て、部屋数は2561室。シンガポールは、都市部を拡大するのではなく、自然を残しながら高層化して繁栄しています。

シンガポール研修

マリーナベイサンズのサンズスカイパークにある屋上の「インフィニティプール」は地上から150メートルにあり、世界一高い場所にあるプールです。インフィニティ プールに浮かびながら眺めるシンガポールの夜景は日常を忘れます。

シンガポール研修

シンガポール川の周辺に、レストランやバー、クラブやカフェが並ぶ「クラーク・キー」は、あらゆる人種の人々が集っています。クラーク・キーの真ん中を突っ切るリード・ストリートは、大勢のお客さんで賑っています。柳ケ瀬にもこのような賑わいがあってほしいものです。

シンガポール研修

ＯＭＡのドイツ人建築家オレ・スケーレンの「ザ・インターレース」。６階建ての棟を１つのブロックとして、31個のブロックが上から見ると５つの６角形になるように積み重ねられています。積み木のようなデザインですが、過密化の進行する都市で空間を贅沢に使うことをコンセプトにしているそうです。

シンガポール研修

「スカイ・ハビタット・コンドミニアム」は、日本の清水建設の施工。意匠設計は、イスラエル系カナダ人建築家のモシェ・サフディ率いるボストンのサフディ・アーキテクツ。地上38階建ての2棟の建物からなる建物で、タワー間を空中プールでつないでいます。清水建設はBIM（ビルディング・インフォメーション・モデリング）を導入して複雑な構造部分の施工シミュレーションや設備の干渉チェックなどに活用しています。

シンガポール研修

セントーサ 駅に直結している駅ビル：巨大ショッピングモール「Vivo City ビボ・シティ」は建築家・伊東豊雄さんの設計。地上3階、地下は2階の建築物。ウォーターフロントの素晴らしい景色を自然な形で取り込んで「波」をイメージしたという建物は、曲面が多用されたデザインで明るく開放感があります。

シンガポール研修

ポーランド系アメリカ人の建築家ダニエル・リベスキンドの「レフレクションズ・アット・ケッペル・ベイ」。外部の設えはアルマイトパネルとガラスのカーテンウォールという組み合わせです。６棟の高層タワーと11の低層棟からなる1129戸の住宅は、緩やかな曲線を抱きながら上昇していく居住棟と垂直に伸びるコアスペース、それらを繋ぐスカイブリッジの構成です。カーブしながら200m近く伸び上がるクールな表情をした印象です。

シンガポール研修

シンガポールの中心部・ダウンタウンの超高層ビル群は、とても狭いエリアに密集しています。超高層ビル群がウオーターフロント（ベイサイド）にあることが、この景観をさらに美しく・迫力あるものにしています。海岸線に超高層ビルがそびえ立つ姿は格好いいですよね。

カンボジア研修

カンボジアの研修旅行は、アンコール王朝の遺跡群を中心としてアンコールの建築文化を吸収してきました。アンコールワットは東洋一の世界遺産といわれています。規模、雰囲気共すばらしい遺跡でした。アンコールワット中央の第一回廊までの長さ600メートルの参道を歩くうちに初めて身体でアンコールワットの巨大さを知ることができます。

カンボジア研修

現在のカンボジアのほとんどの人々は、仏教を信仰しています。アンコールワットはヒンズー寺院として建立されましたが、現在は仏像が置かれて仏教寺院となっています。時代に応じて仏教とヒンズー教の間で揺れ動いてきた歴史を学びました。

カンボジア研修

トンレサップ湖に行くと水上集落に出会いました。この建物は、なんと竹の束を幾つも連結させた基礎の上に造られています。まさに湖上に浮かぶ水上住居による集落です。

カンボジア研修

カンボジアは、まだ安全な国とは言えませんが、観光客が多く集まる市街地は安全な場所かも知れません。シェムリアップ市街地の交通手段は、カンボジア人の足でもあるトゥクトゥクです。

マカオ・香港研修

聖ポール天主堂跡から見おろしたマカオ旧市街の風景です。ヨーロッパの街並みに漢字の看板がならぶ不思議な光景が拡がっています。

マカオ・香港研修

2005年に世界遺産登録された「マカオ歴史市街地区」には、世界遺産の「セナド広場」を中心としたメインストリート沿いに、30もの世界遺産が点在しています。

マカオ・香港研修

1996年まで使われていた香港水上警察が、2009年に「1881ヘリテージ」ショッピングモールとしてリニューアル。メインの建物となる旧水上警部本庁は、クラシカルなヴィクトリア朝コロニアル建築。

マカオ・香港研修

ヴィクトリア湾を越えて香港島の中心・中環に建つ超高層建築群を見ると、最も高かったハイテク建築として有名なノーマン・フォスターの「香港上海銀行・香港本店」も高層化の街並みに埋れています。